
富士山の登山ルート比較:吉田・須走・御殿場・富士宮
結論
東京からの行きやすさと、山小屋や設備の多さを重視するなら、いちばんの混雑を覚悟のうえで吉田ルート。山頂近くで吉田ルートと合流する静かなルートなら須走ルート。山頂までの距離がいちばん短いのは富士宮ルート。混雑がいちばん少なく、最も長く最も低い地点から登る御殿場ルートは、経験のある登山者向きです。
富士山には4つの公式登山ルートがあり、それぞれに五合目、開山期間、特徴があります。東京から初めて登る人の多くにとって定番は吉田ルートですが、いちばん混むルートでもあります。ほかの3つのルートは、便利さを少し犠牲にする代わりに、静かに登れます。
| 比較項目 | 吉田ルート | 須走ルート・御殿場ルート・富士宮ルート |
|---|---|---|
| 山の側 | 山梨県側(北) | 3つとも静岡県側(南・南東) |
| 混雑 | 4つのルートでいちばん混む | 須走:普通。富士宮:やや混む。御殿場:いちばん空いている |
| 山小屋 | 山小屋の数がどのルートより多い | 3つとも少なめで、御殿場がいちばん少ない |
| 東京からのアクセス | いちばん直接的。バスがあり、ほとんどのツアー会社が使う登山口 | 一般に乗り換えが多いか、アプローチが長い |
| 特徴 | 八合目付近で須走ルートと合流 | 富士宮:山頂までの距離がいちばん短い。御殿場:火山灰の斜面を駆け下りる下山道「大砂走り」で知られる |
| 開山期間 | 7月1日に開山 | 須走は7月1日、富士宮と御殿場は7月10日に開山 |
吉田ルートが定番の理由
東京からの直行バス、どのルートよりも多い山小屋、最も整ったサポート体制がそろっているため、ガイド付きツアーの多くが吉田ルートを使います。そして、それこそが吉田ルートがいちばん混む理由でもあります。
ほかの3つのルートを考えるとき
便利さより静かな登山を優先したい人や、静岡県側から向かう人(東京より新幹線の三島駅のほうが近い)は、須走ルート、富士宮ルート、御殿場ルートを選ぶことがよくあります。山頂までの距離が短い富士宮ルートは時間の限られた人に、混雑の少なさと「大砂走り」の下山が魅力の御殿場ルートは、便利さより静けさを選ぶ経験者に向いています。
よくある質問
初心者におすすめの富士山の登山ルートは?
吉田ルートです。山小屋とサポート体制がいちばん充実していて、東京からも行きやすいため、ガイド付き登山ツアーの多くが使っています。
いちばん空いている登山ルートは?
4つのルートで最も長く、最も低い地点から登る御殿場ルートが、一般にいちばん静かに登れます。
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